数学を勉強するにあたって基本になるのは、何といっても「計算力」ですが、正直なところ苦手な人はなかなか上達しません。

　普段はそれなりに出来ていても、時間に制限のある定期試験などでは焦ってしまい、ケアレスミスを連発してしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。

　そこで、少しの工夫で簡単に計算ミスをなくす方法をお教えしたいと思います。

　その工夫とは…「ボールペンを使用する」ということです。

「えっ、たったそれだけ？」…そう、それだけでいいんです。

　勉強する時にはシャープペンシルを使っている人がほとんどだと思いますが、シャープペンシルで字を書くという作業は、芯が折れないように力の入れ具合や長さを調節することで、実はかなりのエネルギーを使い、またストレスが生じています。

　そうすると、気づかないうちに計算に必要なエネルギーが削られ、ストレスを感じ、そこからミスが生まれるのです。

　その点、ボールペンは余計なことにエネルギーを使う必要がありませんから、ストレスを感じずに計算に集中できます。

　この方法は、英単語や漢字など、何かを集中して書いて覚える時にかなり有効です。

　ぜひ、試してみてください！

人間の五感をフルに使っていくこと、それが暗記の近道です。

ただ見て覚えるのでは「視覚」だけに頼って、他の感覚は眠ったまま…しかし、その際に声を出すと「聴覚」が加わります。

皆さんが普段使っている、あるいは使い慣れていることばはどうやって覚えましたか？

きっと家族であったり、友達であったり、先生であったり、近所の人であったり…周りの誰かが口にしているのを知らず知らずのうちに耳で覚えていって、いつの間にか使えるようになっていませんでしたか？

つまり、耳で聞こえてくる情報というのは、それだけ印象に残るんですね。そしてそれを話すことによって、よりしっかりとその情報が頭に残っていくのです。

例えば英単語であったり、英語の教科書の例文であったり…を集中して繰り返し声に出して読んでください。それだけでも、きっと効果が出てきます。

そしてその際、１つのものをその場で覚えるまでひたすら繰り返すのではなく、英単語なら５～10語をまとめて、英語の例文なら５～８文くらいのまとまりで繰り返し見ながら声に出して読むことで、より効果が表れます。

もちろん、英語以外の教科でもこの方法は有効です。

ものは試しです。ぜひ１度トライしてみましょう。効果が実感できたら、それを繰り返しやっていきましょう。